陸上自衛隊から学ぶキャンプ術「長距離歩行する際の注意点」
今日は、三ノ瀬れもんが陸上自衛隊のキャンプ術について紹介するから読んでみてね♪
登山やキャンプなどでは長距離歩行することも少なくありません。長距離歩行する際に注意すべきことがあるため、知っておくと役立つことも多いでしょう。今回は長距離歩行について紹介します。
グループで長距離歩行する際の注意点
1人で登山する時もあればグループで行動する場合もあるでしょう。グループで長距離歩行する際には、グループ全員に対して事前にコースの説明をしておくことが大切です。グループで行動する順序は足の弱い人を先頭にして、救急品を携行しているいわゆる「衛生係」は後方の配置とします。
また一緒に歩く人の中に女性が交じっている時は、その女性のテンポに合わせるように配慮することも大切です。登山中に予測できないような突発的な事故が起きた時は、グループのリーダーが自信を持って冷静に判断を下し、メンバーの不安や興奮を静めて、慌てずに対処しましょう。
長距離歩行する際の注意点
登山などで長距離歩行する際の注意点をいくつか紹介します。
・山道は登る人が優先
山道を歩いていると、自分たちのグループが下っている時に、登ってくる人がいます。その際は登りの人を優先し、出会った際に道を譲るようにしましょう。
・水分の採り方
登山して長距離歩行していると、つい水をがぶ飲みしてしまうことがあります。しかし水をがぶ飲みしてしまうと、疲労を早める要因となるため、のどの渇きを癒す程度に少量ずつ飲むことが大切です。また出発前に冷たい水を水筒に満杯にしておくことを忘れないようにしましょう。
・体温調整
夏場などの暑い日差しの時は、頭の後部に日を当ててしまうとバテやすくなるため、帽子の後ろにハンカチなどを挟むとようにしましょう。帽子の中に、冷たい布などを入れて、頭部を冷やすと冷却効果があります。
また汗ばんだ下着や、靴下類は、体温を奪って風邪を引く原因にもなるため、できる限り乾燥した下着を持っていき交換すると良いです。
・休憩の取り方
休憩場所を選ぶ際に、岩陰や坂道などの危険な場所で休憩することは避けましょう。また暑い日差しの時は、風通しの良い日陰で休憩し、シャツのボタンを外すなどして体内に風を入れると休まります。
・雨天の場合
登山などの際に天気予報で雨天となった場合は、出発を中止することや、延期することが大切です。また晴れていても途中から雨が降られる可能性もあるため、必ず雨衣や、折り畳み傘などを用意するようにしましょう。
ただし傘の利用は、風がない状態では適しているものの、高所の場合、突風が起きる可能性もあるため注意が必要です。
・霧の中を歩く時
登山中に霧が出てきた場合、周囲の景色が分からず、方向を見失うことが多くなるため慎重に行動するようにしましょう。また場合によっては、霧が晴れるまで、歩くことを休めた方が良いこともあります。その場合は、適切に判断し、無理に行動しないことも大切です。
もし霧に囲まれて同じ場所をぐるぐる歩き回ってしまうと、体力を消耗し、遭難することもあるため十分に気をつけましょう。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~