自衛隊の階級である「将」について

自衛艦隊 水上艦

出典:自衛艦隊 水上艦

https://www.mod.go.jp/msdf/sf/gallery/ship.html

今日は、三ノ瀬れもんが自衛隊の階級を紹介するから読んでみてね♪

ウチの今回の注目はこれ!

自衛隊の階級である「将」について解説します。

目次

自衛隊の階級である「将」とは

自衛艦隊 水上艦

出典:自衛艦隊 水上艦

https://www.mod.go.jp/msdf/sf/gallery/ship.html

「将」は、自衛隊の階級の中では最高位に位置するもので、帝国陸海軍や各国の軍隊では中将に相当します。陸上自衛隊は陸将、海上自衛隊は海将、航空自衛隊は空将であり、階級に加えて役職で中将と大将相当で分けています。「将」の大将相当の役職は、陸上幕僚長や海上幕僚長、航空幕僚長そして役職の最高位である統合幕僚長になります。

主な「将」の役職は次のとおりです。

統合幕僚監部陸上自衛隊海上自衛隊航空自衛隊
統合幕僚長
陸上幕僚長海上幕僚長航空幕僚長
陸上総隊司令官、方面総監自衛艦隊司令官、地方総監(横須賀・佐世保)航空総隊司令官、航空支援集団司令官、航空教育集団司令官
地方総監(呉)補給本部長
統合幕僚副長陸上幕僚副長、教育訓練研究本部長、補給統制本部長海上幕僚副長、地方総監(舞鶴、大湊)航空幕僚副長、航空総隊副司令官
統合幕僚学校長第1~4、6師団長、富士学校長護衛艦隊司令官、潜水艦隊司令官、補給本部長、幹部学校長航空集団司令官、教育航空集団司令官、航空方面隊司令官、航空開発実験集団司令官、幹部学校長
運用部長第7~10師団長、関東補給処長

自衛隊の役職は、防衛省内局や他省庁の官僚と連動しており、例えば統合幕僚長は各府省事務次官と同等であり、陸上総隊司令官や自衛艦隊司令官、航空総隊司令官は本省の主要局長と同等です。

各国の軍隊と自衛隊の「将」との違い

各国の軍隊の階級であれば、いわゆる「1つ星」である准将や少将、中将、「4つ星」の大将まであります。その中で日本の階級は「将補」と「将」の2つしかありません。階級は2つしかないものの役職として細かく分けているのが特徴です。

また統合幕僚長や各幕僚長は各国の軍隊でいうところの大将相当です。つまり日本の自衛隊には4名の大将が存在していることになります。なお軍隊には「5つ星」である元帥が時代によって最高位の階級として設置されることがありますが、帝国陸海軍時代では名誉職として設置され、現在では相当する役職が存在していません。

ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。

それでは、またお会いしましょう!

また次も紹介していくので読んでくれよぉ~

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