難易度の高い空中空輸の適合性を航空自衛隊と豪空軍で確認

出典・航空自衛隊公式ツイッター
https://twitter.com/JASDF_PAO/status/1519557186858323968/photo/1

皆さんこんにちわ!

自衛隊好き・カレー好き・ミリタリーファッション大好きな『BB マーケット』の店長、『三ノ瀬れもん』です。

今日はFOIP(自由で開かれたインド太平洋)の実現の一環として航空自衛隊と豪空軍間でテストされていた空中給油についてお話ししたいと思います。

戦闘機の航続距離と滞空時間の拡大が
印度太平洋の空を自由にする

4月4日(月)から27日(水)までの間、航空自衛隊F-2と豪空軍KC-30Aは、日本海上の訓練空域において空中給油の適合性が確認されたと防衛省・航空自衛隊から発表されました。今後、必要な処置を経て、航空自衛隊F-2は豪空軍KC-30Aから空中給油を受けることが可能となります。

出典・航空自衛隊公式ホームページ
https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/all_equipment/F-2/images/photo24.jpg

空中給油は、航空自衛隊の戦闘機の運用において非常に重要な事柄であり、離着陸を繰り返すよりも、空中で給油を受けることができれば、航空自衛隊所属戦闘機の航続距離と滞空時間が伸び、ひいては任務遂行上の戦力が継続強化できるわけです。

もちろん、燃料を搭載したジェット給油機と戦闘機はともに上空をすごいスピードでかっ飛んでいるわけで、どんなトラブルに見舞われるか分かりません。予期しない乱気流に巻き込まれたり単純に呼吸が合わなかったり(←まず、ないでしょうけど)。だからこそ各国間で空中給油の適合性を確認して相互運用能力の強化を図るわけですね。

また、日本政府は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP: Free and Open Indo-Pacific)」の実現に向けて、各国と協力しつつ様々な施策を展開しています。FOIPの実現に向け、インド太平洋地域の平和かつ経済的繁栄のために、今回はとくに日豪の相互運用性を大きく向上させるべくテストが行われていました。

期間中、航空開発実験集団司令官及び航空支援集団副司令官が小牧基地を訪問し、日豪空中給油適合性確認試験の実施状況を確認。こうした取り組みを通じて、日豪関係の強化及び「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に貢献しておられます。

出典・航空自衛隊公式ホームページ
https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/all_equipment/F-2/images/photo04.jpg

以上、空中カレーという謎ワードが浮かんだ「BBマーケット」店長の『三ノ瀬れもん』でした。

最後まで読んでもらってありがとう。
それでは、またお会いしましょう!

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