自衛隊の役職である「陸上・海上・航空幕僚長」について
出典:航空自衛隊ホームページ 米海兵隊総司令官との会談について
(https://www.mod.go.jp/asdf/news/release/2022/0902/)
今日は、三ノ瀬れもんが自衛隊の役職を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
自衛隊の役職である「陸上・海上・航空幕僚長」について解説します。
自衛隊の役職である「陸上・海上・航空幕僚長」とは
出典:海上自衛隊ホームページ 練習艦隊帰国行事
(https://www.mod.go.jp/msdf/about/topmessage/#2208-3)
陸上・海上・航空幕僚長は、陸上幕僚監部や海上幕僚監部、航空幕僚監部の長であり、階級は陸将や海将、空将となります。自衛隊の階級である「将」は、各国の軍隊では中将相当になるものの、幕僚長は大将相当の役職です。旧帝国陸海軍であれば、陸軍参謀総長や海軍軍令部総長に該当し、防衛省内局や各府省庁と連動した役職で見ると、防衛大学校長や警視総監、国税庁長官といった役職と同等になります。アメリカ軍であれば、米陸・空軍参謀総長、米海軍作戦部長がカウンターパートナーです。
各幕僚長の役割は、防衛大臣の指揮監督のもと、各幕僚監部の長として、陸上・海上・航空自衛隊の任務や隊員の服務を監督し、専門的な知見に基づいて防衛大臣を補佐します。また、フォースプロバイダー(練度管理責任者)として、各自衛官の人事や教育訓練、防衛力整備など、平時の部隊管理の統括を行っています。帝国陸海軍時代では、教育や装備などの軍政と人事や管理などの軍令を分けて行っていたものの自衛隊は幕僚監部が統括して行うことになります。
有事に際して、フォースユーザー(事態対処責任者)である統合幕僚長に、各自衛隊の部隊を提供し、部隊運用や指揮命令が行われます。その時の各幕僚長は、統合幕僚長の指揮命令に従った行動を取ることになります。ちなみに統合幕僚監部は軍令に関わることのみを行います。
また各幕僚長は、海外出張や国際的なシンポジウムなどに参加して各国の陸軍、海軍、空軍のトップと懇談などを行って協力関係の構築や連携強化を図っています。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~