海上自衛隊と米海軍による日米共同訓練の実施(令和4年2月16・17日)

出典:海上自衛隊ホームページ 日米共同訓練について
(「しらぬい」からの対地射撃)
https://www.mod.go.jp/msdf/release/202203/20220304.pdf

今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪

ウチの今回の注目はこれ!

令和4年2月28日から3月4日にかけて海上自衛隊と米海軍そして陸上自衛隊と米海兵隊も参加して実践的な共同訓練が行われました。

令和4年2月28日から3月4日に行われた日米共同訓練

出典:海上自衛隊ホームページ 日米共同訓練について
(飛行中の艦載機機内から弾着観測する陸上自衛隊員)
https://www.mod.go.jp/msdf/release/202203/20220304.pdf

今回の日米共同訓練は、海上自衛隊と陸上自衛隊そして米海軍と米海兵隊を一体的に運用する統合運用体制の強化、そして日米同盟の抑止力や対処力を強化するために行われました。訓練海空域は、関東南方からグアム北方で実施されたようです。

共同訓練の参加部隊は、海上自衛隊から護衛艦「しらぬい」と「ひゅうが」、陸上自衛隊から水陸機動団そして米海軍から駆逐艦「バリー」や「ミリウス」、「ヒギンズ」、「デューイ」、

貨物弾薬補給艦「リチャード・E・バード」、そして米海兵隊第3海兵機動展開部隊第5航空艦砲連絡中隊になります。

海上自衛隊としては、戦術技量や陸上自衛隊との協同作戦能力、米海軍と米海兵隊との相互運用性を向上させることを目的としています。主な訓練としては、対地射撃や対水上戦などを行いました。

統合運用体制とは

統合運用体制とは、有事の際に陸上・海上・航空それぞれの自衛隊の部隊運用を統合的に実施することです。統合運用を行うために統合幕僚長を頂点に統合幕僚監部があります。旧帝国陸海軍では大本営を置き連絡機能はありましたが、お互いに連携した統合運用ができませんでした。その反省から統合幕僚監部を設置し、時代とともに権限も強化されてきました。

陸上・海上・航空自衛隊にはそれぞれ陸・海・空の幕僚監部が置かれ幕僚長がいます。各幕僚長の役割は、自衛官の教育や装備に関することなどの軍政に関わること、自衛官の人事や管理などの軍令に関わることを統括します。

統合幕僚監部では、平時や有事、規模などを問わず各自衛隊の運用や防衛大臣の指揮・命令をもって、自衛官におけるフォースユーザー(事態対処責任者)として統合幕僚長が対処します。つまり陸・海・空各自衛隊を一体的に運用するために統合幕僚監部が集約して事態の対処を行うというわけです。

ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。

それでは、またお会いしましょう!

また次も紹介していくので読んでくれよぉ~

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