日仏共同訓練「オグリ・ヴェルニー22-2」の実施
出典:海上自衛隊ホームページ 左「ロワール」、右「しまかぜ」
(https://www.mod.go.jp/msdf/release/202205/20220526.pdf)
今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
令和4年5月25日に海上自衛隊とフランス海軍による共同訓練が行われました。
目次
日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー22-2)の実施
出典:海上自衛隊ホームページ 手前「かしま」、奥「ロワール」
(https://www.mod.go.jp/msdf/release/202205/20220526.pdf)
令和4年5月25日に日仏共同訓練が実施され、海上自衛隊の戦術技量の向上とフランス海軍との連携強化を目的として、アラビア海にて戦術運動などが行われました。
共同訓練の参加部隊は、海上自衛隊から練習艦「かしま」と「しまかぜ」、そしてフランス海軍から多用途支援艦「ロワール」になります。
練習艦「かしま」と「しまかぜ」は、令和4年4月24日から8月22日まで遠洋練習航海を行っており、フランスは訪問国の1つです。遠洋練習航海とは、初級幹部が長期の外洋航海をすることで、修得した知識や技能を実際の場面で活かすために行われます。現在までの訪問国は、スリランカ、オマーン、ジブチで、フランス以降は、イギリス、パナマ、アメリカの予定です。
今回は、フランス海軍との共同訓練を行って、他国の海軍の活動状況を理解したり、国際感覚を養ったりすることで、友好親善の増進にもつながったといえるでしょう。
練習艦「かしま」、「しまかぜ」について
練習艦「かしま」は、かしま型練習艦の1番艦で、平成4年度の計画によって建造され、平成7年1月26日に就役しています。通常、練習艦は、就役当初に護衛艦として活躍してから練習艦になるものの、練習艦「かしま」はそれまでの練習艦「かとり」の老朽化に伴って建造されました。広島県呉基地を母港としています。
練習艦「しまかぜ」は、はたかぜ型護衛艦の2番艦で、昭和58年度の計画によって建造され、昭和63年3月23日に就役しました。就役当初は護衛艦として、アメリカやオーストラリア、カナダなどの海軍と共同訓練を行っており、平成17年には、テロ対策特別措置法に基づくインド洋への派遣任務、令和元年では、東シナ海の公海上で北朝鮮船籍のタンカーと船籍不明の小型船舶との接舷を確認するといった対応を行っています。
令和3年3月になるとまや型護衛艦2番艦の「はぐろ」の就役によって、護衛艦「しまかぜ」は練習艦として種別が変わることになりました。広島県呉基地を母港としています。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~