陸上自衛隊から学ぶキャンプ術「水に浮く方法」
今日は、三ノ瀬れもんが陸上自衛隊のキャンプ術について紹介するから読んでみてね♪
湖などで小舟から落ちた場合に沈まずに水に浮く方法があります。今回は水に浮く方法について紹介します。
水に浮く方法
水に浮く方法がいくつかあるため、仮に水難事故が起きてしまった場合でも対処できるように紹介します。
・くらげ浮き
落ち着いて大きく息を吸って、膝を曲げて、あごを引きながら、静かに水の中に身体を沈めます。全身が沈んだら、やや膝を曲げて、腕を垂らしてくらげのような形になるでしょう。そうすれば、そのままの形を水中で保っていると、自然と身体が浮いてきます。
・ワイシャツなどを利用して水に浮く
ワイシャツの裾をズボンから引き出して、すべてのボタンをかけて、襟を立てます。片手でのど元の襟部分をしっかり掴んで、もう一方の手でワイシャツの下端をもって前に広げ、上体をやや前倒して水中に飛び込みます。
空気が肩のあたりに集まって、浮き袋を背負ったような形になるため、身体が浮くようになります。身体をやや後ろ側に倒すことで、さらによく浮くようになります。
・ズボンを利用して水に浮く
ズボンをすばやく脱いで、ズボンの裾を結びます。チャックやボタンをかけて、腰部分を両手で上から掴んで、大きく振りかぶりながら水中に飛び込みます。
水中に飛び込んだら、すぐに両手で掴んでいる腰部分を折り込んで、両手でしっかりと持つことで、ズボンに空気をはらんで膨れ上がります。膨れ上がったズボンを両脇下に挟めば、浮き輪の代用になります。
・ヘルメットや水筒を利用して水に浮く
ヘルメットの端を両手で持って、中の空気が逃げないようにして水中に入れます。浮き身の要領で後頭部を水につけて、あごを軽くヘルメットの上に乗るようにすれば、浮き具として利用が可能です。
水筒は中身を空にして、堅く栓をすることで、ヘルメットの場合と同じ要領で用いることができます。
けいれん時のくらげ浮きの活用方法
足の指がけいれんした場合に、まずは落ち着いてくらげ浮きを行います。その際にけいれんを起こした筋肉を十分に伸ばして、もみほぐします。
もし足の親指を除いて他の指がけいれんを起こして、足の裏に引き付けられてしまっている場合は、土踏まずの部分を両手の親指で押しつけながら、けいれんを起こしている筋肉をもみほぐして、その指をつかんで上の方に引っ張ります。足の親指がけいれんを起こした場合は、土踏まず部分を押さえてもみます。
アキレス腱や大腿部がけいれんした場合は、足の指のけいれんと同様に、落ち着いてくらげ浮きを行います。その際にけいれんを起こした筋肉を十分に伸ばして、もみほぐします。
アキレス腱がけいれんした場合は、片手でつま先付近を掴んで、上の方に引っ張ると同時に、もう一方の手で膝を押さえてアキレス腱を十分に伸ばして、もみほぐしましょう。大腿部がけいれんした場合は、けいれんを起こした脚と同じ方の手で足首を掴んで、背中側に引っ張って伸ばします。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~