第四術科学校の「元祖海軍カレイライス」は2日がかり!?

出典:艦めし
https://www.mod.go.jp/msdf/kanmeshi/menu/cr/026/index.html

「初メ米ヲ洗イ置キ牛肉…」で始まる海軍割烹術参考書。

それをベースに現代風へとアレンジした強者がいるよ。
ここでは「元祖海軍カレイライス」の作り方と第四術科学校について紹介。

時間のある人は、カレーを作ってみると楽しいかもね。

目次

1.カレイライスは1日にして成らず

1日目はブイヨンとルーを作るんよー
最初は水と鶏ガラを煮るところから。

次に玉ねぎ、人参、ポロネギ、生姜の皮、ローリエ、クローブ、白粒胡椒、塩を加えて、3時間ほどグツグツと煮るんよー

ルーは生姜とニンニクを焼いて、玉ねぎが飴色になるまで弱火で焼く。
そして強力粉を加えてカレー粉を入れたら、よく混ぜ合わせるんよー
途中でブイヨンを入れながら、ルーを伸ばすんだ。
最後にチャツネと香辛料を加えて2時間煮込む。

大変じゃ!

出来上がったルーは、冷ましてから一晩寝かせておくんよー
これは食中毒を防止する効果もあるよ。

2日目は具材の調理。
塩胡椒で下味をつけたバラ肉をフライパンで焼いてブイヨンで煮る(1つ目の鍋)。
これを2時間。
ぐつぐつ、ぐつぐつ^_^
2つ目の鍋でにんじんとじゃがいも炒め、ブイヨンで煮る。

火が入ったら、にんじんとじゃがいもを取り出すんよー

1つ目の鍋に戻るよ。
肉を取り出して、一晩寝かせておいた「ルー」を入れる。
香辛料を入れて、味を決める。
調ってきたら、にんじんとじゃがいもと肉を投下!
こうして完成するんよー

とにかく煮込むのが、ポイント。
平気で何時間も煮るので、美味しく作るコツは「根気」だね(^。^)

2.「第四術科学校」って、何を教えてるの?

教える内容は補給や経理。
例えば、イージス艦を動かすのに使う「燃料」を手に入れる。

隊員の「料理」を作る。
隊員が着る「服」を調達する。

言ってしまえば裏方なんだ。
危険な地域に行く機会はないんじゃけど、自衛隊の一員として日本の領土を守っているんだ。

最初は横須賀にあって、学校も1つしかなかったんよー
今の「第四術科学校」は京都の舞鶴。
観光名所の天橋立にも行けるよ。

写真の雪景色がキレイだね(^^)

出典 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/海上自衛隊第4術科学校

3.他にも術科学校はあるの?

第四術科学校の名前から推測できるように第一、第二、第三もあるんよー

術科学校は全国に4つ。
舞鶴の他に「江田島」、「横須賀」、「下総」に設置されているんだ。

それぞれ教える内容が決まっていて、江田島は水上艦艇。
船の操作とかを教える。

横須賀は機関、情報、外国語で、艦艇で言うとエンジンルームや敵の潜水艦を察知するコンピュータを操作したり、外国語を学べる。

日米豪印で共同訓練を行うから、隊員の外国語力も求められるんだ。

下総は航空機や航空基地で使う技術を学べるんだ。
海上自衛隊にも飛行機を扱う部隊があるから、航空自衛隊でなくても飛行機に乗る機会があるんよー
例を挙げると、空母に乗ってる艦載機。
滑走路が短い上に、波風の影響をもろに受けるから、離陸が難しいんだ。

ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました~。

それでは、またお会いしましょう!

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