呉地方総監部:第一庁舎~についてご案内

こんにちは。呉人なら一度は見たことある建物。

見たことはあるけど、なんかよう分からん建物。

風格はあるけど?なんなんかね。

そう思われとる方もようけおってじゃ思いますので

本日は、海上自衛隊呉地方総監部第一庁舎(旧呉鎮守府庁舎)についてお話ししていきたいと思います。

この立派な建物は、131年前に開庁されました。

海軍さんがこの街にやってきたときに建てられたんです。

開庁式は、明治天皇臨席のもとに挙行されました。

呉に天皇陛下がいらっしゃったんですから、いかに凄いことだったかということが伝わりますよね。

外壁のレンガはイギリス積みで、エントランスの周囲に御影石を配しています。

え?イギリス積み?

他にはフランス積みやドイツ積みっていう工法もあるのですが、

今日は『イギリス積み』とだけ知っといてくださいね。

呉空襲では、テッペンの屋根のドームが破壊されてしまいましたが、平成11年にようやく復元されたんです。

第一庁舎が何の建物か分かりやすく説明すると、海上自衛隊さんのオフィスです。

呉地方総監、幕僚長をはじめとする隊員の方々がこちらでお仕事をされていらっしゃいます。

テレビでの広報も海上自衛隊の重要なお仕事です。

【庁舎来賓室】

【入口には立派な玄関マットがあります。】

現在はコロナ禍のため一般見学は中止されていますが、

毎週日曜日には事前予約制で一般公開も行われています。

広報の隊員さんが丁寧かつ親切にご案内してくださいます。

【広報の説明を熱心に聞く参加者の方々】 

また呉の花火大会に合わせてサマーフェスタが開催され一般開放が行われます。

当日は呉市民も県外からも多くのお客さんで賑わいます。

総監部のグラウンドから眺める花火には感極まります。

【た~ま~や~♪♪】

【夜の庁舎も一段と綺麗ですね。】

きっとコロナが終息したときには、

再び見学出来るようになると思いますので是非参加されてみてくださいね。

また部隊カレー応援会では、このように海上自衛隊さんについてお話ししていきますので楽しみにしていてください。

【国旗の降納(隊員さんは雨の日でも傘はささないんです)】

 【アレイからすこじまからの眺め】

最後に簡単ですが呉~海軍~海上自衛隊の歴史をご覧ください。

・1686年(貞享3年) 安芸郡宮原村の呉浦を呉町と呼ぶようになる。

・1886年(明治19年)5月4日呉港に鎮守府を設置することが定められる。

・1890年(明治23年)4月21日呉鎮守府開庁式。

・1903年(明治36年)11月10日呉海軍工廠設立。

・1945年(昭和20年)10月15日呉海軍工廠廃止。

・11月30日呉鎮守府廃止。

・1954年(昭和29年)7月1日海上自衛隊呉地方隊が置かれる。

・2019年(令和元年)「呉鎮守府」開庁130周年。

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