「海自カレー」とは

「海軍カレー」と「海自カレー」

海軍カレーと海自カレー。一文字違いのよく似た名前の二つのカレー、一緒のものだと思われている方も多いとお聞きします。このサイトを訪れる自衛隊ファンの皆さんは、何が違うのかきっとご存じですよね?ここでは念のため、二つのカレーの違いについて説明したいと思います。

まずは海軍カレー。このカレーは「艦めし」のところでもお話した、旧日本海軍の兵食に由来するカレーライス全般を指しています。厳密な定義がある訳ではないですが、現在では明治 41 年に発行された「海軍割烹術参考書」のレシピに基づいて作られるカレーをこう呼ぶことが多いようです。100年以上も前のレシピが今に伝わっていて食べられるって、考えたらすごいですよね。
一方の海自カレー。このカレーは、現在の海上自衛隊の部隊・艦艇で食べられているカレーライスのことです。単一のレシピがある訳ではなくて、各部隊の給養員さんが独自の工夫をこらして作っているので、各艦艇・部隊ごとに全く違うレシピのカレーなんです。海上自衛隊に所属している艦艇の数だけ味があるって考えたら、全部食べてみたくなっちゃいますね。

一つのレシピを 100年以上も後世に伝える「海軍カレー」と、現在の艦の数だけレシピがある「海自カレ ー」。どちらも長い伝統と歴史ある、特別なカレーと言えるのではないでしょうか。あなたはどちらがお好きですか?


基地の町のご当地グルメとなった海軍カレーと海自カレー

海軍・海上自衛隊で 100 年以上に渡って食べられてきた伝統のカレーですが、全国にその名が知られるようになったのは意外に最近のことです。そのきっかけとなったのは、平成 11 年に横須賀市と横須賀地方総監部の共同企画でスタートした「よこすか海軍カレー」。旧日本海軍で提供されていたカレーを現代に再現する全国でも初の試みで、市役所・商工会議所・海上自衛隊の 3 者が協力して「カレー」による街おこしが実現したそうです。カレーひとつにかける皆さんの情熱がすごいですよね。
この取り組みが原点となり、2015 年には我が町呉で現在の海上自衛隊艦艇で食べられているカレーレシピを再現して提供する「呉海自カレー」がスタート。その後「横須賀海自カレー」や「大湊海自カレー」「舞鶴海自カレー」「佐世保自衛隊グルメ」など海自カレーや艦めしを活用したご当地グルメが続々と登場しています。海軍カレーと海自カレーの歴史やその美味しさを知ると、これからもっと大きなブームになる予感がしてきますよね。

全国の海自カレーに関する情報は、当社のWebサイト「部隊カレー応援会」(https://部隊カレー.comで詳しく紹介していますのでご覧ください!